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ネタバレあり感想:『ブルアカ』アニメ4話。平然と銀行を襲うシロコたち、巻き込まれて可哀想(?)なヒフミ、そして今週もおもしろ枠のアル社長【ブルーアーカイブ The Animation】

文:ライオン松本

公開日時:

 TVアニメ『ブルーアーカイブ The Animation』第4話“覆面水着団☆”の感想をお届けします。

【注意】本記事では、『ブルーアーカイブ The Animation』第3話の物語および、原作『ブルーアーカイブ』に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことをオススメします。


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開幕Unwelcome Schoolからのヒフミ登場→「銀行を襲う」でお腹が痛い30分【ブルーアーカイブ The Animation第4話感想】


 長〜〜〜い1週間を超えて、待ちに待ったアニメ『ブルアカ』のお時間です! 第4話はもサブタイトルから「どうした?」となるようなものですが、しっかり面白いお話でした。

 第3話は、みんな大好き・便利屋68の登場回でしたが、今回のお話でもしっかり登場します。なんなら始まった瞬間に“Unwelcome School”が流れ始めて、反射的に笑ってしまいました。

 あれですね、『ブルアカ』先生にだけヒットする、パブロフの犬的な笑いです。

 前回のアビドス高校への攻撃が失敗に終わったアルちゃんたち。電話でカイザーからバッチリしっかり怒られている場面から物語がスタートします。

 失敗に終わったアビドスへの攻撃を再度、命じられて頭を抱えるアルちゃんでしたが、そこは(自称アウトローなのに)根が真面目な彼女のこと、何とか依頼を達成しようと知恵を絞ります。

 ですが、前回のヘルメット団を雇った際にお金はなくなってしまったみたいです。そこで銀行から融資を受けるというアイディアに至りますが、便利屋68は指名手配中で銀行口座が凍結中だとか。そんな中で融資をしてくれるような銀行がまともなわけもなく……。

 そして場面変わって、対策委員会の会議へ。話題の中心はヘルメット団たちが使っていた違法な武器パーツ。これの出所がわかれば、襲ってくるヘルメット団を操っている黒幕へ近づくことができるということで、キヴォトスでもやばーいものの売買が行われている“ブラックマーケット”へと足を運ぶことに。

 そこでひょんなことから出会い、危機的な状況から救った相手は、数ある学園の中でもお金持ちの令嬢が主に通うトリニティ総合学園の生徒・阿慈谷ヒフミでした。

 ルール無用で危ないものだらけなブラックマーケットとは、縁もゆかりもないハズのお嬢さま学校の生徒がなぜここに?とハテナを浮かべるシロコたちでしたが、彼女がここに来た理由はなんとも可愛らしいもので、『ブルアカ』世界のゆるキャラ・モモフレンズのペロログッズを求めてでした。


 そんなヒフミに目をつけたのはホシノ。妙にブラックマーケットに詳しいヒフミをちょっぴり強引に仲間に引き入れて、例の違法パーツを探すこととなります。

 一方その頃、ブラックマーケットの闇銀行には、融資を受けるために訪れたアルちゃんたちの姿が。絶対にヤバい利子をふっかけられるに違いない事態に、視聴している先生一同「やめとけっ!」とか「騙されるでしょ」みたいな感想がX(Twitter)で見受けられました。

 もう典型的な闇金ハマりルートまっしぐらな展開に涙が止まりません。涙は涙でも、主に笑い涙ですが……(笑)。

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 場面は戻り、ブラックマーケットで情報を探すアビドス組+先生+ヒフミ。なぜかブラックマーケットに詳しいヒフミでも、全く違法パーツの情報が見つからず、逆に妙という話でした。この場所では開き直って悪いことをしている人たちばかりで、ここまで周到に隠しているのはおかしいとのこと。

 そんな折、話し込んでいた彼女たちの近くの建物に、厳重な警部とともに1台のトラックが。それを目撃したシロコたちは目を見張ります。なぜならそのトラックは、アビドス高校が毎月借金を返済しているカイザーコーポレーションのものだったからです。

 しかも運ばれていたのは自分たちが返済したはずのお金で、その行き先は闇銀行。闇銀行とはキヴォトスの犯罪にまつわるお金が流れ着く場所で、それすなわち、自分たちのお金が犯罪を助長しているかもしれない、ということです。

 これには激おこなアビドス組でしたが、このことをカイザーに問い詰めたり、連邦生徒会に通報しようにも証拠がありません。そこで、証拠となる取引記録を入手しようとするのですが、なんとその方法が「銀行を襲う」。あれ、先週も聞いたような……?

 今回ばかりは対策委員会のメンバーたちもそろって賛成し、反対するのは先生ばかり。流れでヒフミも加わって、ノリノリで計画は強行されてしまうのでした。覆面を被り、びっくりするくらいの手際で銀行を襲う彼女たちの姿に、笑いが止まりません。

 臨時リーダーのファウストことヒフミも、あわあわしつつもしっかり銃を構えているあたり、こういうのに慣れているのでは?という疑惑が浮かびますね(笑)。

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 そんなアウトローな姿を披露したシロコたちの姿をバッチリ特等席で眺めていたのは、自称アウトローのアルちゃん。覆面のせい(?)でシロコたちだと気付かないままファンとなってしまう彼女が、あまりにもアレで一周回って好きになってしまいました。

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 そんなこんなでブツを回収したシロコたちでしたが、ここでハプニングが発生。要求したのは取引記録だけだったのに、意図せず現金1億円も手にしてしまっていたのでした。

 これは主人公としてはアウトじゃないかなと思いつつ、やっぱり莫大な借金を抱えるアビドス高校の生徒としては、つい手を出してしまうのは仕方ないのかも……!?

 セリカは元々は自分たちが汗水流して働いたお金、犯罪に使われるよりはマシなはずという言い分で、ノノミも賛成していました。ですが、そこに待ったをかけるのは、1番年上で先輩なホシノ。

 「今回のような手段で手に入れたお金を使ったら、困ったらまたしょうがないと同じことをしてしまう。これはいけないことだし、自分の後輩にそんなことをしてほしくない」と、これまでで1番まともな意見を述べるのでした。

 こうしてお金を手放すことにしたシロコたちでしたが、そこに現れたのが便利屋68。どうしてここに?と困惑するシロコたちに、ひたすら「すごい!」を連発するアルちゃん。どうやら完全に惚れ込んでしまったようですね。

 困惑しつつも、まんざらでもなさ気なシロコたちも微笑ましかったですね。ここで名前(グループ名)を聞かれ、ノノミがとっさに名乗ったのが、今回のタイトルである“覆面水着団”というわけでした。

 ノリノリなノノミに乗っかるように、あることないことを話し始めるホシノ。さっきまでのカッコよかった先輩の背中はどこに?(笑)


 というわけで、アニメ『ブルアカ』4話の感想でした。回を増すごとに増えていく新しい生徒たち。やっぱりアプリだと基本動かないので、動いている姿が見れるだけでも嬉しい限りでした。

 アニメで気付く点も結構あって……案外ヒフミは身長が高いんだなーとか、ブラックマーケットってこんな感じなんだなーとか。

 まだまだ発見が多いアニメ『ブルーアーカイブ』。来週もめちゃ楽しみです!

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ライオン松本:ADVで人生を破壊されたヲタク。最近は先生、開拓者、冒険者、騎空士、マスターなどを兼業してるフリーライター。

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